Vol.28)隊員総会 JOCV General Meeting

先月の21、22日は隊員の総会がありました。現役フィリピン隊員は50数名。過去を見てもかなり多い人数だとか。


1日目の内容

・活動中間報告

・帰国報告(3月に帰国する隊員の報告)

・安全対策講話

・健康講話

・防災講話


中間報告は同期隊員が発表しており、他隊員と試行錯誤しながら活動している姿が見れたのでとても刺激を受けました!

防災講話についても、今回は防災隊員の皆さんが隊員の目線に立って説明してくれたので分かりやすく、10月に到来した台風の被害を受けた隊員の経験談も聞けたので、防災を身近に感じることができました。。


2日目の内容

・活動中間報告(英語)

・帰国報告(英語)

・PNVSCA講話(フィリピンボランティア受入調整局)

・委員会報告

・ワークショップ


2日目は、PNVSCA(フィリピンボランティア受入調整局)の職員参加のため、全て英語での進行でした。5月の総会の時より、理解度が増していたような気がします(笑)

この中間報告でも同期(1日目とは別人)が発表しました。この方は、野菜栽培隊員で、セブのヒナティランにて活動しています。ヴィクトリアス市にも研修参加のため2度訪れています。

活動報告の中で、ヴィクトリアス市のオーガニックマーケットやアグリエコツーリズムのことにも触れており、

ヒナティランはヴィクトリアス市をモデルとしてアグリエコツーリズムに取り組みます!

と宣言しておりました。


すごくないですか?というのも、この隊員カリフォルニアの大学にて農業を学びその後研究員をやっていた方なのです。

(私はかなり鼻高々でした(笑))


南城市の支援を受け、取り組んできたアグリエコツーリズム強化プロジェクト。

3年の時を経て、ヴィクトリアス市は成長し、モデルシティとまでなったのです^^


多額の資金を寄付したわけでもなく、機械を提供したわけでもない。

南城市側の技術支援とヴィクトリアス市側の行動力のみなのです。


南城市とヴィクトリアス市をとても誇りに思います!!



PNVSCA講話は、フィリピンが受け入れているボランティアについて。

10数カ国からボランティアを受け入れており、人数は500名以上。

一番多いのは、アメリカ版協力隊「Peace Corps」アメリカ版協力隊と言っても、JICAがPeace Corpsをモデルとしたのですが。。

次に多いのが、韓国版協力隊「KOICA」こちらは、日本の協力隊をモデルとして作られたとか。KOICAは技術支援というか、お金を費やすことが多いようで、よく学校を設立したり、農業系には機械を提供してくれるそうです。

その次が、「JOCV」、イギリス版協力隊「(名前忘れた)」オーストラリア版協力隊「(名前忘れた)」と続きます。


フィリピンどれだけの支援受けてるんだよ〜。


長く続くボランティア事業。

隊員によっては、配属先から「あなたは何を買ってくれるの?」とか「KOICAは学校を建ててくれたわ。あなたは何をしてくれるの?」と言われる人もいるとか、、。

完全にボランティアに依存しているところもあるんですね。



おわり

Youth comes but once in a life-time.

沖縄県南城市出身。 2011年度より南城市役所勤務。 現在、現職参加制度を用いて青年海外協力隊に参加中。 任地:フィリピン西ネグロス州ビクトリアス市 配属:ビクトリアス市役所観光事務所 期間:2016.3.22〜2017.12.22 南城市とビクトリアス市はJICAの草の根事業でも深く関わっております。 公費での参加だからこそブログで活動状況、南城市とビ市の関係性を発信していけたらと思います。

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